プロレスラーでありながらも、バークリー音楽大学卒業の異色の経歴を持つ雷神矢口さん(アーティストの名義は矢口壹琅)が4月22日、横浜・石川町にあるジャズバー、ウインドジャマーの50周年記念ライブに出演した。
2ステージに出演した矢口さんは、同店のオリジナルカクテルのことを歌ったオリジナルソング「Jack Tar(ジャックター)」をはじめ、計12曲を披露。本格的なバンドをバックに美声を披露した。
長引くコロナ禍を経ての営業再開となった同店。矢口さんの多くの人を魅了する、包み込むような声を聴いたことが、オファーのきっかけだったという、
「レスラーとしても活動されていますが、もう音楽活動をメーンにしても良いのではないか……(笑)そのくらい美しい歌声をぜひ聴いていただきたいです」
音楽が聴きやすいように設計された店内には、コロナ禍明けの平日にも関わらず、満員の観客が矢口さんの美声に酔いしれた。
今年9月には、開業50周年を迎える同店。「まだ調整が必要な点はある」としつつも、「イベントで色々なことが出来たら良いと思っているので、ぜひ矢口さんにもご協力いただけたら」と、今後の活動の可能性も覗かせた。リング以外での雷神矢口さんの活躍にも注目したい。