――それは東京女子プロレスに繋がっていますか?
高木:僕がなんとなく頭に描いていた部分の東京女子は、スターダムの愛川ゆず季さんです。ただ当時は、あまり女子プロレスに興味がなかったのと、グラビアアイドルとしての愛川ゆず季さんしか知りませんでした。
衝撃だったのは愛川さんのデビュー戦、対戦相手の高橋奈七永さんが全く手加減せずに戦ったんです。その試合を見て「女子プロレスは面白い」と思いました。そこからヒントを得て始めたのが東京女子プロレスです。
――東京女子プロレス設立前に、高木さんは小さな会場まで女子プロレスを観に行ったと聞きました。
高木:リサーチはいろいろしました。本当に女子の団体観ましたね。その中で「いい部分」と「悪い部分」があって、悪い部分は受け継がないようにして、良い部分だけチョイスしようと思いました。
先ほど学校経営の話をしましたが、女子も技術が問題になると思います。東京女子は世界標準を目指し、男性のコーチをつけています。レスリング重視のスタイルを目指しているので男子のプロレスを観ている方でも、うちの東京女子は大いに楽しんで貰えると思いますよ(笑)。
<インフォメーション>
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動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEで、生配信が行われます。
インタビューにもあった東京女子プロレスや、DDTプロレス・ガンバレプロレスの情報は、こちらのDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。
また「誰の挑戦でも受ける」と発言し、防衛戦はすべて路上プロレス。試合はYouTube配信。DDT EXTREME級王者の高木社長の動向はご本人のTwitterをチェック。
DDTプロレス公式サイト
高木三四郎 Twitter
取材・文/大楽聡詞
写真提供/DDTプロレスリング