オンラインエルゴ大会やカヌー体験イベントなどカヌーの魅力を日本中に拡めるため、様々なことに取り組んでいるカヌーホーム。6月18日(土)加古川河川敷にて「カコカヌーフェス」を開催する。今回のイベントはどのような内容になるのか。2012年 全国学生選手権大会1000mカヤックペア、カヤックフォア優勝など輝かしい実績をもち、昨年11月カヌーホームに社員として加わった小又千春さんに話を聞いた。
――第1回カコカヌーフェスを兵庫県加古川市の加古川河川敷で行いますが、開催することになった経緯から教えてください。
小又千春(以下 小又):昨年10月、加古川市のスポーツ振興課の方々とカヌー競技でアジア初のメダルを獲得した羽根田卓也さんをお招きして「カヌー体験」とライフセイバーの飯沼誠司さんによる「安全講習」を行いました。そして、この度は「河川敷を活かした新たな賑わいづくり」を目的とした、市民が楽しめるイベントを応援するという加古川市さんの事業に応募させて頂いたことで、カコカヌーフェスの開催が実現しました。
私たちはエルゴ大会、コロナ禍でのオンラインエルゴ大会を開催。それ以外にも昨年7月には愛知県知多市で4日間カヌー体験イベントもお手伝いしました。
そういった実績もあり加古川河川敷で可能なイベントをご提案させて頂きました。
――その「カコカヌーフェス」のイベントの内容を教えてください。
小又:まずは「カヌー体験教室」、市民の方々に陸上で簡単に乗り方をレクチャーし、その後30分程度水上でカヌーを楽しんでいただきます。水上スポーツを楽しむ事で、日常的に水辺に集いコミュニケーションを行って頂きたいと考えています。
――加古川は穏やかで水上スポーツには最適ですよね。
小又:ただ地元の方たちは、『さあ加古川で水上スポーツをやってみよう!』と考える方は少ないかもしれません(苦笑)。
――近くにあるのに気づかない。「幸せの青い鳥」ですね。
小又:そうなんです。ですから地域の人たちに加古川の素晴らしさにもっと気づいて頂きたいという思いもあります。
――昨年10月のカヌー体験は子供のみの参加でした。今回は親子参加になるのでしょうか?
小又:そういった決まりはありません。親子参加も可能ですし子供のみの参加も可能です。家族でお申し込み頂き、カヌー体験を通してコミュニケーションしてもらえたらと考えています。1回20人参加で午前4回、午後4回を予定しています。