――KO-D無差別級王座、DDT UNIVERSAL王座、DDT EXTREME王座と3本のシングルベルトがありますが、どれが自分に合っていると思いますか?
MAO:(少し考えて)本来はDDT EXTREME王座なんでしょうね。KO-D無差別級王座はもちろん欲しいですけど、「団体の顔になる!」という気持ちが僕にはなくて、団体の幅を広げるポジションでいたいんです。だから「エースです。僕は団体の顔です」とはなりたくない、ひねくれていますけど(苦笑)。
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――DDT UNIVERSAL王座は、奪取した時MAOさん自身が「海外にDDTの名を広めていきたい」と話したように海外戦略に相応しいベルトです。3.27後楽園でAEWの中澤マイケル選手と初防衛戦を行い勝利、5.1横浜武道館で海外でも活躍する朱崇花選手と戦います。このまま防衛を続ければ、ベルトと共に海外に行くこともありますよね。
MAO:これまでも海外に行ったことはあります。ただコロナ禍で海外の話が全て無くなりました。2020年4月にシンガポールに行くとか、その他オーストラリア遠征とかプランがありましたが、残念ながら頓挫してしまいました。
最近やっと海外への渡航がしやすい環境になったタイミングでDDT UNIVERSAL王座を奪取した。初防衛戦がAEWのスーパースター中澤マイケル、そして次がミクスドマッチで朱崇花。そういう意味ではDDT UNIVERSAL王座の名に恥じない戦いができていると思います。
<(3)につづく>
<インフォメーション>
5.1横浜武道館「MEGA MAX BUMP 2022 in YOKOHAMA」にて挑戦者・朱崇花選手を迎えるDDT UNIVERSAL王者・MAO選手。その他メインイベントでは第78代王者・遠藤哲哉選手にThe 37KAMIINAの上野勇希選手が挑戦します。詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください
また試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEで生配信されます
取材・文/大楽 聡詞
編集/塩田 博史
写真提供/DDTプロレスリング