35分経過、今度は竹下がぶっこ抜き式ジャーマンスープレックスで流れを引き寄せる。遠藤の背後からPlus Ultraで締め上げる竹下。エスケープする遠藤の首元にエルボーを落とし変形のPlus Ultraで心を折る竹下だが、かろうじて遠藤の足がロープにかかる。
40分過ぎ、竹下がアントーニオ本多のバイオニック・エルボーを繰り出せば、遠藤は佐々木大輔のクロスフェイスロックで竹下を締め上げる。ともに所属していたユニットメンバーの技を出しこれまで歩んできた10年を相手にぶつけ合う。
遠藤は秋山の必殺技エクスプロイダーで竹下を投げトーチャーラックボムを決めるもカウント2。最後はバーニングスター・プレスを2発放ち、約1年ぶり3度目、遠藤哲哉がKO-D無差別級ベルトを手にした。
リング上でマイクを握った遠藤は「竹ちゃん、俺今日デビューして初めて竹ちゃんと同じ時代、同じ団体、ここDDTでプロレスが出来ていること、嬉しいと思ったよ。これからも俺がこのDDTのリングに立ち続ける限り、竹ちゃんのことは大嫌いだ。今日はありがとう」とコメント。遠藤は握手を求めるも竹下応じず、遠藤の手を掲げた。