――今回、10.12後楽園でHARASHIMA選手と組んで竹下幸之介選手と勝俣瞬馬選手の持つKO-Dタッグに挑戦します。ここまで前哨戦で戦ってみて感触はいかがですか?
吉村:最近の勝俣さんは「すごく楽しそう」にプロレスをしています。陽キャラなので入場から空気を作ります。だから戦っている時、こちら側の雰囲気にならない。それは竹下の効果ではなく、勝俣瞬馬の効果ですね。
――その効果をどうやって崩そうと考えていますか?
吉村:僕は崩そうとは思わないですね。「今度気をつけなくちゃな…」と思うくらいです。山形の前哨戦で敗れましたがHARASHIMAさんと僕の個々の攻撃力の方が高いので、どんどん不安は解消されていきます。それにHARASHIMAさんには頼る部分が多い。僕がリング内ではしゃぎ過ぎても「なんとかしてくれる」と言う安心感があるので本当に自由に暴れています。DISASTER BOXと言うユニット自体、平田一喜さんや僕がはしゃいでもHARASHIMAさんと大鷲透さんが締めてくれる。1人がはしゃぎ過ぎですけど(笑)。
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――でも平田選手は天才ですよ。ヨシヒコ選手との戦い、連続ジャーマンをかけられた場面に感動しました。そしてタッグ戦が終わると11.3大田区からD王GPが始まります。吉村選手のAブロックは秋山準選手、遠藤哲哉選手、ボディガー選手、上野勇希選手、そして火野裕士選手と強者揃いですね。
吉村:1試合も気が抜けないですね(苦笑)。今は10.12のKO-Dタッグ戦に集中しているので一人一人の対策を考えていませんが、秋山さんとの試合は全てテストだと思っています。短いスパーンで戦う時は小テスト。今回はシングル対決なので期末テストですね(笑)。遠藤さんとシングルは初めてです。DAMNAITION解散して、75キロから90キロ台に増量し身体も大きくなった。