――坂口選手にEruptionの話を伺ったら、「上下関係はなく、3人が同等の立ち位置」ということでしたが…
樋口:そうなんですけど(笑)相撲界にいたからなのか、自分の個人的な感覚で「年上を敬う、立てる」というのが出てしまいます。今の若い人はしっかりしていますが、「上の人を立てる」という部分では自分が率先して、そういう姿を見せて行きたいと思います。
―― 赤井選手に対しては、どのような印象をお持ちですか?
樋口: 今の若い人はしっかりしていますが、「上の人を立てる」という部分では自分が率先して、そういう姿を見せて行きたいと思います。
――赤井選手に対しては、どのような印象をお持ちですか?
樋口:DDTという男子の団体に1人女性で、いろいろと思うことがあったと思います。7番勝負(現在、3勝3敗)を通して、もっといろいろなプロレスをやりたい、と話していました。
赤井選手は蹴りとか打撃とか強いですが、それで足りない部分を自分たちがフォローして、チームとしての力を発揮したいと思います。
――5月2日に遠藤選手と戦い「挑戦剣」を奪取しましたが、16日に「いつどこ挑戦権」で遠藤選手に敗れ、タイトルマッチ直前に奪われてましたね。
樋口:2日は、いつものように力を主体に戦おうと思っていました。そしたら遠藤選手も同じ土俵に上がってきたので、力で倒しましたね。
――遠藤選手は「欠場明けの体を絞った樋口にだったら、パワーで勝てると思い挑んだんですけど、モノの見事に返り討ちにあった」と話していました。
樋口:最後、後頭部にラリアットをぶちかましてやりましたよ(笑)。
――その2週間後、遠藤選手が「いつどこ挑戦権」を使い、樋口選手に挑みましたね。
樋口:あの時、帰ろうと準備していたんです。「挑戦剣」があるので、コスチュームを着て控え室で待っていました。ただメインが終わったので「誰も挑戦して来ないな」と思ってシューズとサポーターを外したら、指名を受けるという(笑)。
樋口:膝に爆弾を抱えている状態でサポーターがないのは辛いですね。膝が固定されていないので踏ん張りが効かない「ゆるい」状態なんです。
――ネジで言うと、ボルトにナット部分がキチンと締めてられていない感じですか?
樋口:そうですね。