――昨年末のKO-D6人タッグやインディージュニア戴冠、今年に入ってDDT UNIVERSAL戦、そしてIJタッグ奪取と最近の翔太さんの活躍は目を見張るものがありますね。僕はサムライTV「インディーのお仕事」でいろいろなところに行ってプロレスをしている翔太さんの姿を観ています。ワンボックスカーにレスラー4人で乗って地方で練習したり…
翔太:ありましたね。愛知県の神社みたいなところですよね(笑)。とにかくこのベルトに関してはガンプロで防衛戦をやりたいという気持ちもありましたが、それ以上に後楽園でIJタッグベルトをかけたタイトルマッチがしたかった。
天龍さんにIJタッグのベルトを巻くチャンスをもらった以上は「天龍さん、このベルト後楽園ホールでタイトルマッチやりました」って言いたい。
天龍さんの「WAR」と書かれたベルトが後楽園でタイトルマッチを行えるのは、天龍さんに対する僕の感謝というかお礼の一つかなと。新井さんとのタッグも後楽園では久しぶりなので。
――ガッツワールド時代は長い期間、アラケンさんとタッグを組んでいましたよね。
翔太:ガッツワールド解散から少し時間があって、ガンプロでも新井さんと一瞬タッグを組んだ時期もありましたけど、今回は久しぶりの後楽園です。プロレス好きが揃う後楽園だからこそ見せたいものもありますね。
――最後に楽しみにしているファンの方にメッセージをお願いします。
翔太:僕と新井さんの“ハッとしてgood”というタッグは、僕が思うタッグマッチの楽しさを常に詰め込んでいます。
僕がいろいろな選手を見て「プロレスのタッグマッチって、こういうところが面白いな」というのを2人で追求して、今でも発展途上だと思っています。
みんなにもプロレスのタッグマッチの面白さを“ハッとしてgood”を見ることで伝わってくれたらいいなと思います。ここで本当に防衛失敗してしまうと天龍さんに合わせる顔がない。「すいません、ベルト流出しました」とはとてもじゃないが言えない。
天龍さんに「IJタッグのベルト、また帰ってきました」と言えるように必ず防衛して、試合の後に天龍さんがいつも飲むアサヒ スーパードライを新井さんとバックステージで乾杯したいと思います。
(おわり)
<インフォメーション>
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取材・文/北野ジン
写真提供/DDTプロレスリング