――研究熱心ですね。ちなみに打撃と寝技、どちらが得意ですか?
Kyoka:その時その時で変わります。打撃が好調な時期は「打撃が得意だ」と思いますし、逆に寝技の調子が良い時もあります。「どっち?」と聞かれると、返答に困りますね(笑)。練習量は寝技の方が多いです。
――今後の目標はありますか?
Kyoka:これまで出場した大会は寝技が多く、アマチュアMMAは一戦しか闘っていませんが、将来的には「RIZIN」のようなプロMMAのリングで活躍したいと思っていますね。 直近の目標としては女子格闘技「DEEP JEWELS」に出たいです。
実は前回大会で出場を打診されましたが、先方がアトム級の選手を希望していて階級が合いませんでした。ミクロ級(-44.0kg)とアトム級(-47.6kg)は1階級ですが、闘うと全然違うんですよ。
――Kyoka選手が、格闘技を通じて伝えたいことはありますか?
Kyoka:私は中学まで文化部でした。最初は、格闘技もフィットネスのような感覚で、週1回ペース。でも、気がついたら毎日通うようになり、選手になりました。
元々、運動神経が良い方ではありません。でもコツコツ続けることによって、結果がついてきました。 そして柔術を通して、体格が小さくても、大きな選手を倒すことは可能だということを学びました。
ですから「体格が小さくても頑張れば報われること」と「諦めなければ人は変われる」ということを、格闘技を通じて伝えたいですね。
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Kyoka選手がインストラクターを担当するのは、女子柔術クラス(毎週木曜)KICK OUTクラス(第1.3水曜、第2.4土曜)です。詳細は、総合格闘技道場 SAI-GYMにご確認ください。
取材・文/大楽聡詞