【DDTプロレス・遠藤哲哉】いざリベンジの舞台へ。昨年末の雪辱を果たせるか?王者・田中将斗に挑戦

――試合は、高尾選手が田中選手に敗れました。試合後、青木真也選手が「いつどこ挑戦権」を使い、田中将斗選手に挑戦しました。あの試合を、どうご覧になりましたか。 

遠藤:グラウンドのテクニックは、もちろん青木選手の方が上ではあると思うんですけど、田中選手は、どこからでも出せる「スライディングD」があるので…。

密着していれば、青木選手が勝つ可能性があったと思うんですけど、一瞬離れた時に「スライディングD」が決まり、結果的に田中選手が勝ちましたね。 

――遠藤選手が仰るとおり、フィニッシュは「どこからでもいける」スライディングDでしたね。

遠藤:あれこそが、「スライディングD」の真骨頂なんですよ。 

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――そして、いよいよ6.7田中将斗選手と半年ぶりのシングル対決になります。今の心境を教えていただけますか?

遠藤:今は、恐怖心ではないんですけど、ソワソワした気持ちがありますね。 

――半年前に取材した時は「緊張感がなく、落ち着いている」と仰ってました。やはり1度戦っているからですか?

遠藤:この気持ちが余裕から来るものなのか、焦りから来るものなのか分からないですけど、ただ1日も早く田中将斗選手と試合がしたいです。 

「KO-D無差別級のベルト」に対してのこだわりは、他の選手に比べると、僕は薄いのかしれないけど、ただやっぱり「欲しい」という気持ちはあるんですよ。そして、ベルトを獲る相手は重要な存在なんです。

もし今回ベルトを獲得したら「田中将斗から獲ったベルト」と一生言い続けられる。後世に伝え続けてやろう、と思っています(笑)。 

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――最後に、ファンの方々にメッセージをお願いします。 

遠藤:レッスルピーターパン2020、田中将斗とのKO-D無差別級タイトルマッチは会場では観られませんが、人類最強に近づく為に、“田中将斗”からKO-D無差別級のベルトを獲ります。
<おわり>  

取材・文/大楽聡詞
写真提供/DDTプロレスリング

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