【DDTプロレス・遠藤哲哉】いざリベンジの舞台へ。昨年末の雪辱を果たせるか?王者・田中将斗に挑戦

――3月の後楽園では、T-Hawk選手と組み、イラプションと6人タッグ戦でした。 

遠藤:初めて島谷がT-Hawkさんと組んだ時ですね。結果は負けましたけど、違和感なく戦えました。島谷も頑張っていましたね。

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――この試合の後、ロイス・チェンバース選手が「いつどこ挑戦権」を使い、遠藤選手の「挑戦剣」に挑みました。 

遠藤:長引かせるほど自分が不利になるのが分かっていたので、なるべく短く決めてやろうと思いましたね。だから、戦いながら頭をフル回転させました。 「ロイスの技を多少受けることはあっても、致命傷になる技だけは貰わないように」と。

かつ、「自分の技を適切にタイミング良く出していこう」と考えていました。あの試合は、本当に頭を使いましたね。 ロイスとは、改めてお互い体力マックスの状態で戦いたいです。 

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――その時のメインが、竹下選手と田中選手のKO-D無差別級王座戦でした。

遠藤:あの時、僕は解説席から見ていました。竹下はセンスもあるし努力もしているし世間に届くプロレスラーだと思うんですよ。ただ、田中選手と戦った竹下幸之介はプロレスファンの目をしていた。 MAOとは逆に田中選手のプロレスに付き合ってしまったというか…。

プロレスファンが悪いことではないんけど竹下が勝てなかった理由は、そこにあると思います。「勝ち負けではなく、田中将斗とのタイトルマッチが竹下のゴールになっていた」感じですね。

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――「5.2 DDT TV SHOW#1」で、樋口和貞選手と「挑戦剣争奪戦」に敗れましたね。 

遠藤:樋口とはシングルで2度目の戦い。前回は2年くらい前に対戦し僕が勝利しています。昨年、樋口が怪我をして、そのときカラダを絞り体重を落とした。

身体を絞っている僕がいうと説得力がないんですけど(笑)。「身体を絞った樋口は、魅力がなくなった」と思っていました。正直、レスラーとして、これ以上はないかと…。

でも緊急事態宣言による自粛期間を経て、樋口は体重を戻してきた。映像を見ると分かりますがデカくなっているんです(笑)。 

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