――そして8.22後楽園のLeon戦は、PURE-J認定無差別級王座への挑戦ですね。
桜花:18年前、アストレス卒業マッチがLeonさんでした。その試合でプロレスを卒業するのか続けるのか決めることができました。私はLeonさんとのタイトルマッチに勝ってベルトを巻いて卒業したかった。プロレス名鑑に「タイトル歴なし」と書かれるのが嫌だったから。私がプロレスを辞めてもベルトがある限り「第◯代王者・桜花由美」と名前が残る。その頃の考えでは「プロレス界にいた証=ベルト獲得」でしたね。
――Leon選手への挑戦が、なぜこのタイミングになったのですか?
桜花:20周年の試合はRegina di WAVE王座に挑戦しようと思っていました。でもCATCH THE WAVEで敗れてしまいRegina di WAVE王座へ挑戦できなくなった。ふと「20周年の節目でLeonさんと試合がしたい」と思いました。
そこでPURE-Jの8.9後楽園ゲリラオファーに行ったら、Leonさんが米山香織に勝利しPURE-J認定無差別級王座を防衛した。「これはラッキー」と思いました(笑)。
このベルトを獲得したら、いろいろ先のことを想像できる…そんなタイトル戦になると思います。ですからブログに書いた「人生の分岐点」はタイトル戦を含めた意味もあります。
<インフォメーション>
8/22東京・後楽園ホールにて桜花由美のデビュー20周年興行『サマーウォーズ14回目の夏〜YUMI OHKA 7308days!〜』を開催。
詳細はプロレスリングWAVEのWEBサイトをご覧ください
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取材・文/小宮 登
編集/大楽 聡詞
写真提供/プロレスリングWAVE