魔法の天使クリィミーマミに憧れていた少女がプロレスラーになって20年が過ぎようとしている。2005年に左膝の靭帯を損傷し2年間欠場。2007年に団体「プロレスリングWAVE」を設立し、2019年に団体の代表取締役社長に就任。その桜花由美の20周年を記念した大会が8.22後楽園ホールで行われる。この大会について自身のブログに「人生の分岐点」と記した桜花。その真意を聞いた。
――ブログに「人生の分岐点」とコメントがありました。
桜花:20年が節目、ここから先どの方向に進むのか、選択肢があると思っています。
――「プロレスを辞める」という選択肢もあるということですか?
桜花:それはないです(苦笑)。これまでプロレスを最優先にやってきたけど、私の人生なので今後のことを自分で決めて進んでいこうかな?と思っています。プロレスを離れるわけではないです(笑)。
8.22でLeon選手のPURE-J認定無差別級王座に挑戦しますが、「ベルトを獲得できなかったから引退します!」とかではありません。
――「人生の分岐点」という意味深なコメントがあったので、20周年を機にGAMIさんのように裏方に回るのだろうか、とか想像しました(苦笑)。
桜花:いろいろなことを考えながら試合をしようと思います。これまでプロレスをメインに20年間戦ってきた。8.22の試合でLeonさんからベルトを獲得したら新しいチャンピオンロードが始まります。そういう意味も込めて「分岐点」という言葉を使いました。