ーー現在、緊急事態宣言を受けて自粛傾向にある中、無観客試合を行うわけですが、レスラーとして伝えていきたいことはありますか?
勝俣:気持ちが落ちている人も多いと思うので、単純に「楽しんでもらいたい」です。
プロレスって自分たちが楽しまないと、お客さんも楽しんでくれないだろうと思っています。なので、まずは「自分が楽しむ」、そしてその姿を見た「お客さんに楽しんでもらう」という気持ちでリングに上がるようにしています。
僕は家で過ごすのが好きですけど、これだけ自粛期間が長いと、溜まるストレスも大きくなりますよね。
そのストレスを、僕が代わりにリング上で爆発させるので、「その姿を見てお客さんに元気を出してもらえたら」という気持ちが強いです。ぜひ5月9日の試合に期待してください。
ーー最後に、ファンの方々に改めてメッセージをお願いします。
勝俣:今は大変な状況ですけど、いつも応援してくださるファンの方々、気持ちを落とさないように過ごして欲しいと思います。
気持ちが落ちると免疫力も落ちてしまいます。DDTは配信を行っているのでDDT UNIVERSEを観たり、僕のYouTubeだったりミクチャ(MixChannel)で生配信しているので、元気を出して貰いたいと思います。
5月から毎週土曜日「DDT TV SHOW」が始まったので、この放送を観ていただき、コロナウイルスが終息したら元気な姿で、会場で会いましょう。それまでは「うがい・手洗い」を忘れずに日々過ごしてください。
<おわり>
取材・文/大楽聡詞
写真提供/DDTプロレスリング