ーー 今回ハードコアマッチを行うクリス・ブルックス選手は、身長が196cm 87kg。体格的に不利かと思いますが、対策などはありますか?
勝俣:DDTの選手は、基本的に僕(※勝俣選手は身長167cm・体重75kg)より大きい人がほとんどなので、体格を意識することはないです。
もちろん対策を考えて挑みますが、DNA時代には樋口和貞(※身長185cm・体重105kg)と何度も対戦しました。
以前は納谷幸男(※身長201cm・体重130kg)さんとも戦っているので、体格的なところで恐怖心はないですね。納谷さんよりもクリスは細身なので、対策は立てやすいと思います。
ーー大型のダンプカーとぶつかる感じですよね?竹下選手が以前のインタビューで、石川修司(※身長195cm・体重130kg)選手と戦った時、「ラリアートを出している自分の肩が外れた」と話してくれました。
勝俣:以前、石川さんにコーナーポストのトップからミサイルキックをした、僕が弾かれるという経験をしました。技を出したあとに弾かれて、その上で受け身もしなければいけないという。(笑)
でも、返されることを考えていたら技を出すこともできないし、中途半端な技ではダメージも与えられない。むしろ、かえって自分がダメージを受けることになるので、技を出すときは躊躇せずに行くようにしています。