ーー5月9日にもクリス・ブルックス選手とハードコアマッチを行いますが、これまでもご経験されていらっしゃいますよね?
勝俣:昨年、ハードコアは何度かやらせてもらいました。初めてのハードコアは、2018年の「宮本裕向選手のEXTREME級選手権」に挑戦した時ですね。
僕は凶器として画鋲を使ったんです。めっちゃくちゃ痛くて試合にも敗れてしまいましたが、観客の皆さんの声が気持ち良くて「楽しいな」と思いました。「痛かったですけど、みんなが楽しんでくれるんだ」と感じ、普段の試合とは違う衝撃も受けましたね。
ーーDDTでハードコアやデスマッチを行うレスラーが少ないなか、勝俣選手の存在は個性的で目を惹きますよね?
勝俣:他のレスラーと違うことに挑戦して「埋もれないようにしないといけない」と考えています。僕はキャラが強いわけでもないですし、強さを前面に出しているレスラーでもない…。
そう考えた時、他のレスラーがやらないことをやることで認知度も上がります。 昨年の大日本プロレスと合同で開催した「年越しプロレス」や、蛍光灯デスマッチを行ったときもそうでした。
【DDTプロレス 大石真翔(1)】プロレスファンは「1度はプロレスラーを目指すもの」だと思い込んでいた
試合中の負傷により、昨年7月から長期欠場していた大石真翔が1年ぶりに7.24後楽園ホールで復帰戦を行う。大石は今年デビュー20周年。日本ではなくプエルトリコでデビュ…
試合後に大日本プロレスのファンの方がサイン会に来てくれて、「大日本のリングに上がってください」とか「ファンになりました」と言ってくれたので、デスマッチをやって本当に良かったと思いました。
実は、4月に大日本さんのデスマッチに参戦する予定でしたが、今回のコロナウイルスの問題で流れてしまいました。
ーー この問題が終息したら、望んでいるファンの方も多いと思うので、ぜひ大日本プロレスのリングにも上がってもらいたいですね。