――先日、旗揚げの対抗戦を見てヒリヒリしました。
鈴木:団体内で全てが成立するのが1番ですが、まだそこまで成熟していないので「対外敵」で、私たちの戦う意思をお客様に伝えていきたいです。
とにかく1日も早くコロナが収まって欲しいです。カズ・ハヤシ、田中稔、CIMAは海外にネットワークを持つレスラーで3人ともアメリカに強く、CIMAはアジア・中国にも強い。だから将来有望な選手を招聘し、若者たちが輝きを放てるリングにしてほしい。
若いレスラーが成長する過程をファンの人に応援してもらいたいし楽しんでもらいたいと思います。他団体は仕上がったものを見せますが、うちのリングは未熟で進化成長する過程を楽しんでもらいたいですね。
プロレスはリング上の戦いを視覚的に楽しむことが多いですが、うちの場合頭で考えて楽しんで頂きたい。私自身ファンの時、常にプロレスから「この先、この戦いはどうなって行くのだろう?」と提案されてきました。
ときには「予測する楽しみ」が想像を越えた結果になることもあり、それを教えてくれたのがプロレスでした。「カッコいい・可愛い・きれい」というのも大切ですが、GLEATは「想像して楽しめ語り合えるプロレス組織にしていきたい」と思います。
<おわり>
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取材・文/大楽 聡詞
写真提供/リデットエンターテインメント