7.4後楽園大会はKING OF DDT 2021の準決勝・決勝、計3試合が行われた。準決勝・第一試合は佐々木大輔vs竹下幸之介。第二試合は樋口和貞vs火野裕士。優勝者には賞金100万円が与えられる。
準決勝・第一試合:佐々木大輔 vs 竹下幸之介
DAMNATION総帥・佐々木大輔は1st ROUNDをDDT UNIVERSAL王者・上野勇希、2nd ROUNDをKO-D無差別級王者・秋山準に勝利し準決勝に勝ち進んできた。
対する竹下は1st ROUNDを元ALL OUTメンバーの彰人、2nd ROUNDを同門The 37KAMIINAのメンバーMAOを倒し準決勝進出。
佐々木と竹下の戦績は、佐々木が4勝3敗で竹下を上回っている。直近では昨年D王GP開幕戦で激突。勝利した佐々木が肋骨を骨折し、竹下戦以降のリーグ戦を棄権。竹下もこの戦いで左腕を負傷、リーグ戦で苦戦を強いられた。
1st ROUND・2nd ROUNDをマッド・ポーリーの手助けもあり勝ち進んだ佐々木。竹下はポーリーに気を配っていたが、フォール場面でレフェリーのカウントをポーリーに邪魔される。ここでThe 37KAMIINAのメンバーがポーリーを確保し会場から連れ出す。
竹下が秋山準戦のために開発した変形チキンウィング・フェースロックで佐々木はタップするが、松井レフェリーが倒れていてタップは認められない。リング下にエスケープした竹下に佐々木はトぺ・スイシーダを仕掛けるが、なんと飛んできた佐々木を竹下がガッチリキャッチし垂直式ブレーンバスターを見舞う。
リング上、再度竹下の変形チキンウィング・フェースロックが佐々木を捕獲。これにはたまらずギブアップ。竹下が決勝進出を決めた。
◯竹下幸之介(16分58秒 変形チキンウィング・フェースロック)佐々木大輔●