【DDTプロレス 樋口和貞(後編)】自ら一歩を踏み出さなければいけない

7.4後楽園大会にて「KING OF DDT 2021 FINAL!!」が行われる。準決勝第二試合Eruption樋口和貞の相手は火野裕士。火野はKO-D無差別級王座を腰に巻いた経験を持つ。これまで樋口は3度準決勝に進んだが、決勝進出は一度もない。自ら鬼門と呼ぶ準決勝、パワーファイターである火野相手に樋口はどう戦うのか?

(前編はこちらから)

――6.10新宿FACEから始まったKING OF DDT 2021、樋口さんは1回戦吉村直巳選手と戦いましたね。

樋口:吉村との試合は楽しかったです。個人的にデカい選手と戦うのが好きなんですよ。それに吉村とはDNA時代に一緒に練習をした仲。その当時のことを振り返りながら戦いました。

2017年5月、自分がDNAからDDTに移る最後の試合も吉村はいた。なんなら昨年10月の後楽園、KO-D6人タッグとKO-Dタッグ2試合連続の戦いでも吉村と戦っている。

大切な場面でアイツとぶつかっているんです。だから今回シングル、感慨深いものがありました。

――吉村選手とはシングルは初めてだったのですか?

樋口:初めてです。DNAの時も戦ったことはないですね。

――そして6.20後楽園、2回戦は遠藤哲哉選手。こちらは昨年4回戦っていましたね。

樋口:(まるスポの)記事をみて「そんなにやっていたかな?」と思い数えました。挑戦剣を取った試合、取られた試合、KING OF DDT 2020準決勝、D王GPと4回…意外と戦ってました(笑)。

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