【プロレスリングWAVE 6.14蕨】サクパラダイス対決 旧姓・広田レジーナさくら vs 高瀬みゆき

2年ぶり12回目の開催となったCATCH THE WAVE 2021。第3戦目となる6.14蕨大会は全4試合が行われた。各ブロックの優勝者には賞金50万円を贈呈。優勝決定戦は7.1新宿FACE。優勝者には波女の称号、レジーナへの挑戦権、そして賞金100万円が与えられる。

ポテンシャル・ブロック公式戦(15分1本勝負)
旧姓・広田レジーナさくら(2点)vs 高瀬みゆき(0点)

稲葉ともかが左ヒザ靭帯損傷のため、急きょ公式戦3試合連続出場となった広田。前日6.13大田区GAEAISMでザ・グレート・サスケ戦と6人タッグと2試合に参戦。今忙しい女子レスラーの1人である。

対する高瀬は、初戦マーベラスの桃野美桜に惜敗。広田との試合を落とせば「波女」の道は閉ざされる。

試合前、サクパラダイスが行う決め台詞「私たち、サクサクパラパラ、サクパラパラ…」の途中、高瀬が先に仕掛ける。広田の腕を取り丸め込み、カウント2。速攻で試合を決めたい高瀬だが、広田のボ・ラギノールで動きが止まる。

「高瀬はサクパラダイスの中で、他のブロックの選手にも目を向けている」と話し警戒していた広田。すでに高瀬はブロック優勝の先にある波女、そしてレジーナへの挑戦を目論んでいるのかもしれない。

手四つからの力比べは広田に軍配。高瀬が腕十字に捕らえたところで広田がエスケープ。今度は広田がフロントネックロック、高瀬はアキレス腱固めで返していく。

高瀬の右足を徹底して攻める広田。続いてキャメルクラッチで高瀬を締め上げる。こらえた高瀬はボディースラムからギロチンドロップ、カウント2。

5分経過、監獄固めを極められた高瀬はエルボーを広田に叩き込む。広田は技を外し高瀬の胸に蹴りを放つ。そしてコーナーホイップすると高瀬がブーメラン式ドロップキック。コーナーポストを挟んで髪の毛をつかみ、もつれる2人。リング内に戻るとフォアアーム合戦、広田が体を入れ替え脇固め。たまらずエスケープする高瀬。

広田はロメロスペシャル、観客から拍手が沸き起こる。技を解きロープに走る広田に、高瀬はパワースラム。そして広田の胸に逆水平チョップとフォアアームを交互に打ち込む。ロープに走り高瀬はランニング式ラリアット、カウント2。

高瀬は「おっしゃー行くぞ!」と叫びカミカゼを狙うが、広田はグラウンドに持ち込み腕ひしぎ逆十字固め。高瀬はロープブレイク。広田は夜叉スープレックス、カウント2。

1 2

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

Share me!
  • URLをコピーしました!
目次