ここでフォアアーム合戦、桃野が助走をつけてフォアアームを仕掛けると広田は体を入れ替え腕ひしぎ逆十字。桃野はたまらずロープエスケープ。
トップロープを使用し桃野の右腕を攻める広田。「なめんな広田〜」と声をあげ、桃野はトップロープからダイビングアタック3連発、ダメ押しのミサイルキックを放つがカウント2。
キックアウトした広田はワキ固め。腕ひしぎ逆十字も桃野はロープエスケープ。そして夜叉スープレックス、カウント2。さらにへなーらサンセットを狙うが桃野は回転エビ固めで切り返す。
桃野はカサドーラからフットスタンプを4連続で決める。仰向け状態の広田にコーナーからダイビングボディープレスを狙うも剣山。
攻勢に転じた広田はランニングエルボー。夜叉ロックを狙うが桃野が切り返しカウント2。さらにネックブリーカードロップ、ジャックナイフ固めもカウント2。ロープに走り低空ドロップキック、これもカウント2。
桃野は広田の技へなーらサンセット。これをキックアウトされるとドロップキック、カウント2。必殺のJKボムの体勢に入るも、広田は切り返しカウント3を奪取した。
○旧姓・広田レジーナさくら<2点>(11分58秒、桃野のJKボムを切り返してエビ固め)桃野美桜●<2点>
マイクを握ると「見た?たとえ18歳くらいのやつ(6.1対戦した稲葉ともか)に2分で負けたって私が本気出せば、こんなもんです!」と肩で息をしながら話す。「(ゼェゼェ)だからレジーナが(CATCH THE WAVEに)出なくていいじゃんってずっと言ってる。だけど出場して負けても勝っても、このレジーナがこういう戦いをしていると言うところを皆さんに見せることに意義があると思っています」
広田、桃野共に1勝1敗となり残すは1試合。広田は6.29蕨で高瀬みゆき戦、桃野は6.22蕨で稲葉ともか戦。混迷を極めるポテンシャル・ブロック、優勝するのはいったい誰だ!
<インフォメーション>
次回は6.14蕨大会。優勝決定戦は7.1新宿FACE。2年ぶりに開催されたCATCH THE WAVE、今年波女の称号を手にするのは果たして!
各試合のチケット・詳細はプロレスリングWAVEのWEBサイトをご覧ください→https://www.pro-w-wave.com
なお『CATCH THE WAVE 2021』は動画配信でも楽しめます
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取材・文/小宮 登 編集/大楽 聡詞
写真提供/プロレスリングWAVE