観客を煽る桜花、ランニング式のビッグブーツ。カウント2。そしてポキ(クロスフェイスロック)で渡辺の顔を締める。
ロープに投げられた渡辺はブーメランアタック(ロープに飛び乗り、後方へクロスボディアタック)で形勢逆転、カウント2。トップロープに登るも、桜花はビックブーツから雪崩式ブレーンバスター。そしてタイガースープレックスの体勢、しかし渡辺はショートレンジラリアットで脱出、スクリュードライバーにつなげるがカウント2。
渡辺は桜花を抱えあげGO To HELLを狙うが、桜花が着地しショートレンジのビッグブーツ。渡辺もラリアットでやり返す。
再びGO To HELLの体勢に入るも桜花は回避、渡辺のラリアットをかわしビッグブーツでカウント3。3度目の波女に向けて初戦をクリアーした。
○桜花由美<2点>(8分24秒、ビッグブーツ→エビ固め)渡辺智子●<0点>
試合後、同じブロックのYAKOが乱入。するとYAKOは「CATCH THE WAVE優勝してWAVEの会社をのっとってやるよ、私がよ!」と言い放ち、「あともう1つ、ちょっとご挨拶遅れましたけど、わたし結婚しました!見えます?これ?」と独身の桜花に指輪を見せつける。
これに火がついた桜花はYAKOに襲いかかる。間に入った広田と渡辺が「人生結婚だけじゃないから、自信を持ちなさい」となだめるが「既婚者に言われても説得力全くないわ!」と言って退場した。
既婚者のYAKO・渡辺智子、独身の桜花由美と米山香織。なにかが起こりそうなジェラシー・ブロック…まだ闘いは始まったばかりだ。
<インフォメーション>
次回6.8アイスリボン道場『CATCH THE WAVE 2021~バイキング~』。今回敗れた渡辺智子は、YAKOと既婚者対決。決勝戦は7.1新宿FACE。2年ぶりに開催されたCATCH THE WAVE、今年波女の称号を手にするのは果たして!
各試合のチケット・詳細はプロレスリングWAVEのWEBサイトをご覧ください
なお『CATCH THE WAVE 2021』は動画配信でも楽しめます
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取材・文/小宮 登 編集/大楽 聡詞
写真提供/プロレスリングWAVE