橋本真也さんのお子さん、橋本大地さんとの記念撮影に臨む
ーーライガー選手は、「ジュニアのカリスマ」と言われていたと思います。いろいろな方々と戦ってきて、改めて「ジュニアヘビー級に対する想い」を聞かせてください。
ライガー:新日本には、「ジュニアヘビー級」と「ヘビー級」があります。お互いが「絶対に負けない」と言う気持ちでリングで戦っている限り、ずっと伸びていくと思っています。
僕はヘビーに負けない。橋本(真也)選手は、ジュニアになんかは負けない。そのぶつかり合いがあの試合ですし、今の新日本プロレスです。
ですので、本当に何の心配もない。僕はプロレスファンとして見た時に、新日本プロレスは素直に面白いなと思います。これから、みんな怪我だけを気をつけて、みんなすごい試合を提供してくれればいい。
ーー31年間の選手生活を振り返って、印象的な試合を教えてください。
ライガー:グレート・ムタ、橋本真也、鈴木みのる、この3選手との試合は忘れません。本当にいい思い出ばかり。「皆さん本当にありがとうございました」と、頭を下げたいです。
ーー「素顔の時代」を含めると35年間。これまで大きな怪我がなく、理想の引退ではないでしょうか?
ライガー:藤原(喜明)さんにも「健康で歩けるうちに引退できて、お前は幸せだ」と言われました。これだけ頑丈に生んでくれた母親に感謝です。