トップロープに登った高瀬に桃野は雪崩式アームホイップ。そして自らもトップロープに登るが、高瀬が雪崩式のブレーンバスターで応戦。両者立ち上がることができずカウントが入る。
カウント9で立ち上がると力のこもったフォアアームの打ち合い。一発一発髪を振り乱しながら、相手の心を砕きにかかる。
残り時間3分。高瀬の逆水平が桃野の胸に捉える。痛みに顔を歪める桃野。
高瀬はカウンターのパワースラム。そしてローリングストーンでフォールの体勢、カウント2。一方、桃野はカサドーラ、ネックブリーカードロップ、ジャックナイフエビ固めとたたみ掛けるが、どれもカウント2。
桃野は低空ドロップキックでカバーの体勢、カウント2。ロープに走る桃野に高瀬がラリアット、これもカウント2。「たかせ〜」と叫び、左右のエルボーを高瀬の顔面に入れ頭突き!鈍い音が響く。意識が朦朧としている高瀬にドロップキックからフォール。しかしレフェリーのカウントに無意識で左肩を上げた高瀬。最後は桃野がJKボムで仕留めた。
倒れた高瀬を気遣う桃野、しかし高瀬は桃野の腕を振り払う。ポテンシャル・ブロックの名に相応しく、お互いの潜在能力をぶつけ合った一戦。桃野にとって大きな2点、対する高瀬は痛い敗戦となった。
○桃野美桜<2点>(14分54秒、JKボム→エビ固め)高瀬みゆき●<0点>
<インフォメーション>
次回6.8アイスリボン道場『CATCH THE WAVE 2021~バイキング~』。今回勝利した桃野美桜は旧姓・広田レジーナさくらと対決。決勝戦は7.1新宿FACE。2年ぶりに開催されたCATCH THE WAVE、今年波女の称号を手にするのは果たして!
各試合のチケット・詳細はプロレスリングWAVEのWEBサイトをご覧ください
なお『CATCH THE WAVE 2021』は動画配信でも楽しめます
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取材・文/池垣 佐和 編集/大楽 聡詞
写真提供/プロレスリングWAVE