【センダイガールズ】里村明衣子引退興行、バトルロイヤルのXは彩羽匠、高橋奈七永、井上貴子、井上京子、神取忍、そして…

バトルロイヤルに出場した鈴木みのるが水波にエルボーを打ち込む

4月29日、センダイガールズ後楽園大会「里村明衣子 THE FINAL」が開催され、加藤園子、松本浩代、水波綾、優宇、高瀬みゆき、ZONES、ソイ、そして“X”が参加するバトルロイヤルが行われた。

“X”として登場したのは彩羽匠、そして高橋奈七永、井上貴子、井上京子といった全日本女子プロレスOGの面々。さらに昨年10月に還暦を迎えた“ミスター女子プロレス”神取忍が加わり、会場の期待が高まる。

Xで”ミスター女子プロレス”神取忍も登場

そして入場曲「風になれ」が流れると、鈴木みのるが登場し場内の熱気は最高潮に達した。

現在、対抗戦で激しく火花を散らす高橋奈七永(マリーゴールド)と彩羽匠(マーベラス)は試合中も互いに激しくぶつかり合う。しかし、隙を突かれた彩羽がフォールされ、失格となった。

団体対抗戦の最中、マリーゴールド・高橋奈七永(左)とマーベラス・彩羽匠(右)はバチバチやり合う

最後に残ったのは鈴木みのると水波綾。鈴木のゴッチ式パイルドライバーを水波が返し、エプロンに立つ鈴木にスピアーを決めて場外へ落下させ、水波がバトルロイヤルを制した。

バトルロイヤル優勝の水波綾(左)と”女子プロレス界の人間国宝”高橋奈七永(右)

試合後、優勝した水波は「仙女のXはいつも変化球が来るから分からない。普通、Xは1人でしょう。でも最後、鈴木みのる選手と水波がリングで交わる…これが仙女でしょ。リングに立つ選手はみんな凄かった。水波のパッションになりました。これからも…」と語ったところへ、高橋奈七永が割り込む。

「途中で脱落しちゃいましたけど、里村明衣子の最後の日にここにいられることが超幸せ。アニキ(水波)が優勝して“アニキコール”に包まれている光景にメチャクチャ感動した」と、5月24日に引退を控える高橋は溢れる思いを水波にぶつけた。

バックステージでも鈴木みのるの怒りは収まらない

最後に敗れた鈴木は「来てやったのに、こんなカードを組みやがって。くそっ――俺の反対側のコーナーから上がってきた奴は全部敵だ。ぶっ飛ばしてやる!」と怒りをあらわにコメントブースを去っていった。

記事/まるスポ編集部

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