【センダイガールズ】里村明衣子引退興行に新崎人生がサプライズ登場!シン・里村とタッグ結成

約20年ぶり?にタッグを結成した新崎人生(左)とシン・里村明衣子(右)

29日、センダイガールズ後楽園大会「里村明衣子 THE FINAL」が開催。今年でキャリア48年目を迎える“リビングレジェンド”ジャガー横田と、キャリア39年目の尾崎魔弓がタッグを結成。対するはGAEA JAPAN時代の里村明衣子の後輩であるシン・広田さくら、そして謎の“X”。

里村明衣子は引退だが、シン・里村は?

里村明衣子の入場曲が流れる中、広田扮する”シン・里村明衣子”が登場し、観客は「里村コール」の大合唱。尾崎、横田が入場し、最後に“X”の入場曲が流れると白装束に身を包んだ新崎人生が姿を現した。

新崎人生は2006年GAEA JAPAN解散後、里村に声をかけ宮城を拠点にした「センダイガールズプロレスリング」を旗揚げ。その後、里村は新崎から団体ごと受け継ぎ社長に就任。里村にとって新崎は恩人のような存在である。

試合はシン・里村と尾崎の先発でスタート。“里村コール”が響く中、シン・里村はぎこちない足取りでキックを放ち、尾崎を威嚇。尾崎の凶器であるチェーンを巡り、両チームが綱引きのような攻防を繰り広げる。

シン・里村を前に緊張した面持ちの尾崎魔弓

ジャガーと新崎が組み合うと、シン・里村はジャガーの背後に回りボ・ラギノール(カンチョー)を決める。そして、シン・里村は尾崎、新崎はジャガーに拝み渡りを披露し、会場から拍手が送られた。

試合終盤、勝利を急いだシン・里村は尾崎を担ぎ上げデスバレーボムを狙うが、慣れない技に足元がふらつき、逆に尾崎に押し潰されてしまう。

さらに、サトムラ・スペシャル(側転ニー・ドロップ)は目測を誤り自滅、スコーピオライジングも足を滑らせ尾崎の膝に尻から落ち、フラフラの状態に。

最後はジャガーのかかと落としから尾崎のオザキックが炸裂し、シン・里村から3カウントを奪取した。

拝み渡り、いつの間にか新崎に追いつかれ焦るシン・里村

試合後、新崎は「自分が里村明衣子と最初に出会ったのは、GAEA JAPAN解散の時。里村がヘルニアの手術から復帰した際、初めてミックスドタッグマッチで組んだ。それから20年の時を経て、里村が引退する前にもう一度タッグを組めたことは非常に感慨深い」と当時を振り返った。

すると里村に扮した広田は「引退の日に人生さんと同じリングで隣に立つことは、里村の30年間のレスラー人生の中で必然だったと思います。今までのことが蘇る思いでした。ありがとうございました」と最後も”里村として”感謝を述べ、握手を交わした。

記事/まるスポ編集部

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