【スターダム】橋本千紘、センダイガールズワールド王座初防衛。敗れた舞華は意味深な発言…

試合後、舞華は「もう一度自分を見つめ直して…ちょっと休憩しようかな」と意味深なコメント

4月27日、横浜アリーナで「ALL STAR GRAND QUEENDOM 2025」が開催。センダイガールズプロレスリング(仙女)の最高峰のタイトル「センダイガールズワールド王座」を懸け、王者・橋本千紘と挑戦者・舞華が激突した。

仙女所属の“怪物”橋本はアマレス出身。日大レスリング部時代、世界学生選手権3位の成績を持つ女子プロ界最強の一角。3月の仙女代々木大会では、4月29日後楽園大会で引退する師匠・里村明衣子に勝利し、センダイガールズワールド王座6度目の戴冠を果たした。

舞華は柔道実業団出身の実力者。2023年に赤いベルトを初戴冠し、昨年は5★STAR GP 2024で全勝優勝するなど実績を残している。

スターダムと仙女の抗争が続く中、かねてから舞華は橋本とのシングルマッチを熱望、この横浜アリーナでその夢が実現した。

センダイガールズワールド王者・橋本千紘(左)と挑戦者・舞華(右)

序盤、柔道出身の舞華とアマレス出身の橋本がグラウンド戦、お互い譲らず互角の攻防。場外で舞華が橋本に腕十字固めを仕掛けるも、橋本はその体勢のまま舞華を持ち上げる怪力を披露。そして舞華が橋本のラリアットをかわし、鉄柱に自爆してしまう場面も。

舞華はコーナートップから橋本に雪崩式ブレーンバスターを決め、逆転を狙うが、自身も腰にダメージを負う。

終盤、「はしもと――」とロープに走る舞華に対して橋本はカウンターで強烈なラリアット。舞華も橋本をみちのくドライバーⅡで追い込むも、最後は橋本が投げっぱなしジャーマンからパワーボムで3カウント。第18代センダイガールズワールド王者の橋本千紘が初防衛に成功した。

里村引退後、センダイガールズ牽引する橋本千紘は女子プロレスの「真ん中を立つ」と宣言

試合後、橋本は「舞華はもっとできると思う。あれだけ腕を責められたけど、最後ジャーマンとパワーボムをやる気力が自分には残ってました」と余力があるとコメント。「舞華が1番不完全燃焼じゃないかな。横浜アリーナで2年ぶりに戦ってリベンジしましたけど、あの頃と景色や人が変わっている。その中でも橋本が真ん中に立ってセンターを突っ走れるように、仙女が突っ走れるようにスターダムに負けない」と語った。

一方の舞華は「やっぱりお前(橋本)強いわ…でもまだまだこれだけじゃ終われないでしょ。橋本千紘の言ったように私はちょっと優しすぎたかもしれない。もう一度自分を見つめ直して…ちょっと休憩しようかな」と意味深な言葉を残しコメントブースをあとにした。

1 2

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

Share me!
  • URLをコピーしました!
目次