
副将争いは青野未来と川畑梨湖。川畑のデビュー戦相手が青野。2人は握手をかわすと、川畑は挨拶がわりのジャーマンスープレックス。激しいキック合戦を経て、青野の39ロック、タイガードライバーが炸裂。しかし川畑も3カウントを取らせず、中堅戦に続き時間切れ引き分け。試合は大将・後藤智香 vs 彩羽匠の時間無制限一本勝負へ。
会場は「ゴチカ」コール一色。後藤は必殺技・ジャイアントスイングを決めようとするも、170cmの彩羽を回せず。彩羽がスリーパーホールドで勝負を決めようとするが粘る後藤は立ち上がる。最後はマーベラスの設立者・長与千種から継承した彩羽のランニングスリーに3カウントを許した。

試合後のマイクで彩羽は「今日の団体対抗戦、もっと強いやつが来ると思ったら、お前らかよ。お前らが団体から “選ばれた” 、マリーゴールドを背負った5選手。てことは、マーベラスの圧勝だろ!もう団体対抗戦終わらせる?」と煽る。
青野が彩羽を突き飛ばし「終わらせるわけねーだろ!私は彩羽匠、お前を倒すから!」と激怒。きずなもマイクを取り、「私は全員倒すつもりでリングに立ちました。でも勝てなくてめちゃくちゃ悔しい!マーベラス全員倒すまで絶対諦めないし、成長してまたあなたの前に立ちます」と涙しながら訴えた。
バックステージで後藤も「大将に名乗りをあげたのに悔しい」と号泣。「まだ団体対抗戦が終わらないのであれば、もう一度私は、必ずマーベラスを倒しに行きます。」と誓った。
次のマリーゴールドとマーベラスがぶつかり合うのはツインスター王座。前回敗れた彩羽匠&暁千華の借りを返すべく、Maria&川畑梨湖の “マゼンタ” タッグが名乗りを上げた。両団体の紡ぐ物語はこれからも続いていきそうだ。
<インフォメーション>
「Marigold Rising Spirit2025」が開催中。5月4日(日)後楽園ホールで開催。詳細はマリーゴールド公式ウェブサイトをご覧ください。
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記事/藤本桃子
写真提供/マリーゴールド