
昨年、MAOはDDTの大会に出場しながらアメリカやイギリスなど五カ国へ海外遠征。遠征中のトランクには必ずDDT UNIVERSALベルト。
「ベルトは通行手形、ベルトがあると“DDTの王者なんだ”って海外のファンが理解してくれる」
だが昨年11月に王者から陥落。「ベルトと共に海外を回って、“MAO”と言う名前も広まりました。今度は日本国内で有名なレスラーになりたい」と発言。
昨年12月に2025年の目標は?と聞くとMAOは“他団体に参戦したい”と口にした。
改めてそのことに触れると「あの時は新日参戦が決まってなかった。ただ発信しないと始まらない。だから“他団体に参戦したい”と言い続けました」。言い続けたことでMAOは“BOSJ出場”を手繰り寄せた。
BOSJは出場20選手がA、Bブロックに分かれリーグ戦をおこなう。現時点でブロック分けは決まっていないが、あえて戦いたい相手を聞いた。
「エル・デスペラード選手です。ボコボコにして恩返しをしなきゃいけないなって。やっぱりデスペさんがジュニアの祭典でタッグを組んだり、デスペインビも呼んでくれた。普段お世話になっているから試合で恩返ししたい」
また「ファンから“高橋ヒロムさんとの絡みを観たい”とよく言われる。僕も興味があります」とBOSJ2018、2020、2021、2022覇者の名前も口にした。
「同じ宮城県出身ということでYOHさんと田口隆祐さんと石森太二さんとも“宮城争い”したいですね。YOHさん、実家がメチャクチャ近いんですよ」と同郷争いも熱くなりそうだ。