
序盤、若い高鹿と村島が激しくやり合い、MAOとニンジャ・マックは空中戦を展開。最後はMAOが村島から3カウントを奪い、DDT勢が勝利した。リング上でマイクを握ったMAOは「また来るぜ、5月くらいに」と宣言しリングを降りた。
4月5日新日本の両国大会はIWGP世界ヘビー級を始め4大タイトルマッチなど全9試合(第0試合含む)。IWGP世界ヘビー級王者の後藤洋央紀が子供たちの前で、デビッド・フィンレーに辛勝しV3を達成。
第5試合ではDDT、新日本、AEWの3団体に所属するKONOSUKE TAKESHITAが大岩陵平を破りNEVER無差別級王座を防衛。
各選手がバックステージに姿を消し会場が一瞬静まり返った瞬間、大型ビジョンに5月10日から開幕するベスト・オブ・スーパージュニアの出場全20選手が発表。
前回覇者のエル・デスペラード、2023年優勝のマスターワト…と出場選手が呼ばれる中、17番目に「初参戦、DDTプロレスMAO!」と紹介されると会場からその時を待ち望んだかのような大歓声が起きた。
4月5日両国大会のゲスト解説席はエル・デスペラード。出場選手にMAOが発表された時、「おっ、MAOちゃん出るんだ。嬉しいな」と喜んでいた。
それを聞いたMAOは「僕は良くも悪くも“外敵”感がない。外国人も新日の選手も友達が多いです」と語った。
さらにMAOは「新日本プロレスは4月4日が初参戦。ジュニア夢の祭典(注1)やDESPE-invitacional (デスペ・インビタショナル)(注2)に出させてもらったのが大きい」と大歓声の意味を理解。
(注1)2023.1.23日後楽園、4/17アメリカで開催。国内外団体の垣根を超えた選手が参加。
(注2)2024.6.10後楽園、デルペラードから招待状を受け取ったレスラーによる大会。出場選手&対戦カード事前発表なし。
「デスペインビの後、『デスペインビ、キッカケでMAOさんの試合を観に来ました』と言われることが本当に多い」と驚きを隠せない。
2019年から海外遠征も積極的に行ったMAO。自ら海外のプロモーターに声を掛け、連絡先を交換。世界中からプロレスファンが集うWWEレッスルマニアウィークでは2泊3日で数試合こなした。