アスリートのための足首調整メソッド “足首姿勢改善ラボ”中村雅貴が追求する身体パフォーマンス向上の秘訣

その頃、実家の裏山で土砂崩れが起き警戒区域に指定され、父親から「家業は継がなくていい。お前は自由に生きろ」と連絡が届いた。

「当時26歳、その時“トレーニングと整体を組み合わせたら面白そうじゃないかな”というアイデアがありました。整形外科で面談があり、そのことを上司に伝えたら『そしたら、整形外科にいる必要なくない?』と言われました(苦笑)」

面談の1ヶ月後、正社員からパートに契約変更。都内のスポーツジムとダブルワークを開始、週7日働いた。

スポーツジムでの仕事や個人の取り組みを通じて収益が上がり、2017年に独立して起業。しかし現実は甘くなく、起業後は経営が厳しくなり多くの課題に直面した。

「すべてが準備不足でしたね。いろんなことを学び直し、少しずつ上向きになっていきましたが、コロナ禍になってほぼ0になりました」

当時は自分の整体院を運営する傍ら、スポーツジムで業務委託として活動をしていましたが、コロナ禍の緊急事態宣言でスポーツジムが閉鎖されたことをきっかけに、大きな変化を余儀なくされた。遠方からの来客もほぼ全員来なくなり、収益がゼロに近い状況に陥った。

このままでは“まずい”と感じ、インスタグラムを使った広告戦略に賭けることを決意。インスタグラムに足首の調整を紹介する広告動画を投稿し、新しいサービスの方向性を打ち出す。

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