
2月23日後楽園、メインイベント“D GENERATIONS CUP2025優勝決定戦”。Aブロックを勝ち上がった正田壮史と対戦したBブロック代表の高鹿佑也。高鹿は2023年の決勝で正田に敗れたが、リベンジし初戴冠を果たした。4月6日後楽園でDDTの頂点のベルトを保持するクリス・ブルックスと対決する。
高鹿は1997年11月21日生まれの27歳。アニマル浜口ジムで鍛え2019年10月にDDTに入門、2021年4月11日後楽園大会、岡田佑介戦でデビュー。同年12月に遠藤哲哉率いるユニット「BURNING」に加入。2023年開催された若手リーグ戦「D GENERATIONS CUP」で準優勝。

昨年12月28日両国大会、遠藤とタッグを結成しMAO&To-y(The37KAMIINA)とのKO-Dタッグ王座決定戦に挑むも敗戦。試合後、遠藤はBURNING解散を発表。その後、高鹿はユニットに所属せず“一匹狼”としてD GENERATIONS CUP(=DGC)に挑んだ。
「年末、KO-Dタッグを獲得していなかったら、DGCで優勝できていなかったと思います。あそこで負けてBURNINGも無くなった。『自分で生まれ変わる決意をしなければ…』と。ユニットも解散、戻る場所もない中、不退転の覚悟で臨んだDGC。とにかく今まで悩んだ分を吹っ切って、自分のやることに自信持って挑んだ結果が“DGC優勝”だと思っています」

2年前のD GENERATIONS CUP2023優勝決定戦の相手も正田壮史。高鹿はデビュー1年目の正田に敗れ準優勝となり涙を飲んだ。
「やっぱり2年前のDGCを思い出しました。その優勝決勝戦を境に正田とかなり差が開いた。その後、対抗戦や交流試合に正田の名前はあっても僕の名前はなかった。お客さんも含め、“期待されてないのかな”と。それがすごく悔しかった。DGC2025で同じブロックに昨年DGC覇者のTo-yさんがいて意識する部分もありました。でも反対ブロックには倒さなければいけない正田がいる。本当に自分の全てを賭けて背水の陣で挑んだDGC2025でした」

デビューから“スーパールーキー”として期待された選手もいれば、なかなか勝利を掴めずにいる選手もいる。後者でも我慢強く日々練習を積み重ねていけば結果につながることを、高鹿は証明した。
DGC2023優勝者には“DDTハリウッド大会への出場権”、DGC2024優勝者には“KING OF DDTトーナメント出場権”が副賞として与えられた。DGC2025優勝者には“KO-D無差別王座への挑戦権”が与えられる。
「団体の顔であり頂点のベルトが“KO-D無差別級”です。僕たちDGC世代でKO-D無差別級王座に挑戦するのは僕が初めてで、他の試合よりも高いレベルの試合を求められるし責任やプレッシャーも感じます。ただ“若手が王者に挑むチャレンジマッチ”ではなく“団体最高峰のKO-D無差別級王座へリーグ戦を勝ち抜いて挑戦する挑戦者の姿”を見せたい。これまで精進してきたことは嘘ではないし、それが僕の自信につながっています。4月6日後楽園、最高の“高鹿佑也”で第84代王者クリス・ブルックスの前に立ちます」