
バックステージでササダンゴは「久々のEXTREMEのベルトです。正直、自分でも勝てるとは思ってなかった。それくらい男色ディーノの存在感、EXTREMEのベルトの重さというのは分かっていたつもりです。本来挑戦すべきだった飯野雄貴(怪我で欠場中)の分まで頑張らなきゃって気持ちもありましたし、28周年興行だから頑張れた部分もあります。でも、最もDDTらしいこのベルトは、今、自分の手元にあるんで、これからはDDTの顔として、プロレス界でもうちょっとだけ暴れたいなって思ってます。こんなプロレスをまだまだ見たいと思っているみなさんに、6月9日、東京のこの辺(後楽園)で、何か興行をやろうと思ってますので、興味ある人は空けといてください!」とディーノや飯野に思いを馳せながら抱負を語った。
一方のディーノは「あー負けた!ハクがプロレス団体なんて野蛮な会社に入れられちまうことになってしまった。ごめんよ!父ちゃんが悪かった。今からいろんな奴がハクに襲いかかってくる。父ちゃんが全部倒してやる!これからの選手生命、一緒に歩んでいこうな」と、愛犬・ハクへの抱負をコメント。

ササダンゴはDDT準所属選手のまま、第62代DDT EXTREME王座となる。2007年6月3日第3代王者となって以来2回目の戴冠。王座創設初期から歴史を見守ってきたササダンゴは、ディーノから受け取ったバトンをどう走らせていくか。ササダンゴ勝利によりDDTに入団したハク選手の活躍もあわせて注目していきたい。
<インフォメーション>
3月23日(日)、大阪市都島区民センターにて「なにわ闘⼠2025」が、2025年3月26日(水)〜27日(木)は上野恩賜公園野外ステージにて「お花見プロレス2025 【DAY1】・【DAY2】」が開催。詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。
記事/藤本桃子
写真提供/DDTプロレスリング