ソフトバンク・上沢直之 主力温存の古巣相手に9安打5失点..4盗塁も許し「自分の良いところも、悪いところも出た投球」と反省

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ソフトバンク・上沢直之投手が本拠地で日本ハムとのオープン戦に先発登板。しかし4つの盗塁を許すなど精彩を欠き、5回9安打5失点と古巣相手に悔しい結果となった。

試合前から異様な空気に包まれた。先発投手・上沢がコールされると左翼席の日本ハムファンから大きなブーイングが起こっていた。

マウンドに上がった上沢は初回から厳しい立ち上がりとなる。初回1アウトから2番・矢沢宏太に右前打で出塁されると、初球に早速二盗で得点圏に進めてしまう。

さらに11年ドラフト同期の3番・松本剛にもカーブを捉えられると、再び二盗を決められ、1アウト2・3塁のピンチに。ここで4番・吉田賢吾に右翼への犠飛を打たれ、先制を許した。

さらに2回・3回と上沢は日本ハム打線に捕まってしまう。2回は3連打などで2アウト満塁のピンチを招くと、矢沢にこの日2本目の安打となる中前打を浴びて2点を追加され、さらに1・2塁から重盗も決められた。

3回も伏見寅威に中前へ2点適時打を浴び、この試合5点目を失った。

上沢は降板後、このようにコメント。

「自分の良いところも、悪いところも出た投球でした。連打でつながれてランナーをためてしまうイニングが多く、そこは反省するところだと思います。今日の投球を次の登板に活かせるように、前に進んでいきたい」

万波やレイエス、野村などの主力がベンチスタートとなっての結果に、SNSでも「予想以上にびっくり…」と驚く様子や、「主力ほとんどいないのに炎上…やばくない?」などのコメントも寄せられた。

一方、鷹党からは「まだオープン戦、シーズン始まっての成績を見よう」「実績はあるから開幕までに間に合わせるでしょう」と、開幕ローテに入っている新戦力の活躍を引き続き期待した。

なお、日本ハムの新庄剛志は試合後、「お話しする事は何もございません」とのメモを報道陣に残して球場を去った。

因縁の試合となるこのカードで、果たして上沢とはシーズンでの直接対決はあるのか。今季リーグ優勝を争う両チームから目が離せない。

記事/まるスポ編集部

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