【DDT】フェロモンズを超えるEXTREME戦を。男色ディーノが直面する “期待” という大きな壁(後編)

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テーマは「声をあげられない人に対して、 “言ってみろよ” って気持ち」

3.20後楽園、47歳の2人の戦いはどんな戦いになるのか!?

ディーノは “発言権を得る機会が少ない選手にスポットライトを当てる” ことを意識してEXTREME戦に臨んできた。そのスタンスは変わらない。「声をあげられない人に対して、 “いや、言ってみろよ” って気持ちが私のEXTREME王座のテーマ。それって、いわゆる “強さ” を争うKO-Dのベルトではできないんですよ。UNIVERSAL王座も海外を視野に入れたベルトだから、ちょっと違う。私がEXTREME王座を持つ意味を考えた時に、今注目を浴びてない人の心の中を見たいと思った。そんなベルトに今後もしていきたいね。」と話した。

「フェロモンズ」から「ササダンゴ戦」へ、大きな期待が移っていく。3.20を終えたら、次のEXTREME戦への期待もより大きくなっていくのではないか。ディーノに聞くと、「3.20は防衛できるかどうかすらわかんない。もしササダンゴに “最後の挑戦” っていう気持ちがあるんだったら、私もベルトを取られる可能性は十分あるよね。先のことは全然考えてないです。すごいアスリートっぽいこと言ったね、今(笑)。目の前の試合に向けて準備していこうと思います。」と、ササダンゴのみを見据えた。

フェロモンズを乗り越えたディーノはササダンゴ戦への期待にどう応えるか。DDTの文化系プロレスの土台を築き上げてきた男色ディーノとスーパー・ササダンゴ・マシン。泣くか笑うか、47歳、同い年2人の生き様は「ひどい試合」となって観客の心を動かすに違いない。

<インフォメーション>
3月20日(木) 後楽園ホールにて「Judgement2025~旗揚げ28周年記念大会5時間スペシャル~」が開催。<王者>男色ディーノ vs スーパー・ササダンゴ・マシン<挑戦者>のDDT EXTREME選手権試合が実施されます。3月16日(日)には大田区産業プラザ(PiO)にて「Judgement2025直前!大物販&記者会見祭り」が開催。詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。

文/藤本桃子
写真提供/DDTプロレスリング

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