
昨年まで中日の監督を務めた立浪和義氏が3日にYouTubeチャンネルを開設。その動画に反響が寄せられている。
告知の時点から「緩い感じでお届けします」とあったことから、終始和やかな雰囲気で進んだ。冒頭に昨年までのチーム成績に対しての”謝罪”からスタートするなど、緊張もあったのか堅い様子も見られた。
途中で現在の生活についての話題に及んだ際、料理を楽しんでいることを明かした立浪氏。その際、お米の話題になると「また米騒動とか言ってまたその話でますけども」と苦笑いを交えながら”自虐ネタ”も披露した。
ただ、スタッフからもアドバイスを受けるなどまだ緊張が見られたため、Take2がその後公開された。
ここで、YouTube開設についても口を開いた。昨年末のトークショー時にも「YouTubeには出ないと思います」と語った背景がここにあった。
「解説の方がたくさんやっているんですけども、順位予想やその日の試合の振り返りなども批判ばかりじゃないですか。なのでそういうことは一切したくない」
今後は異業種のスポーツ選手に会いに行ったりすることなどをやりたいことに挙げており、さらに次回は「ファンの自宅に突撃する」というかつてのドッキリ番組のような企画が用意されているという。
視聴回数も45万回を超えており、コメントにも「もう謝罪なんかしないでほしい」「立浪さんの笑顔を見れて安心しました」などと、温かいコメントが多数寄せられた。
3年かけて育ててきた若竜は井上一樹監督に引き継がれる。
就任会見でも井上監督は「立浪監督が育て、磨き続けた原石が、光る手前まできている選手がたくさんいる。その財産を自分がバトンを受け継ぐ」と立浪氏へのリスペクトを語り、自身もその想いを託した。
長年競争の世界で身を削り戦い続けてきた3代目ミスター・ドラゴンズは勝負の世界から再び離れ、また違う一面を見せてくれるのではないかとファンも期待を寄せている。
記事/まるスポ編集部