
――レスラーだけじゃなく、プロデューサーとしても力を発揮する興行。もしかするとプロレス人生のターニングポイントになる15周年興行になりそうですね。
平田:ターニングポイントより、うっかりゴールになっちゃうんじゃないか、多少の不安もあります。もちろんレスラーを辞めるつもりはないですけど、こんな幸せな対戦カードが組まれることもないじゃないですか?ですから、うっかりゴールした気分になっちゃんじゃないか不安です(笑)。
――この豪華カードで新宿FACE、もっと大きな会場でも良かったのではないかと。
平田:これはもう後付けだったんです。「2020年3月に予定していた“10周年記念興行”がコロナで中止になった。15周年で“平田一喜&石井慧介vs YO-HEY&近野剣心”でやりましょう。でも、待てよ…この機会を逃したらヒロムさんとは組めねえ」と。
それで新日側にお願いしましたが、3月12日新日本プロレスは愛媛で興行がある。そこをどうにかならないのか、ギリギリまで分からない状況でしたが、2.23後楽園で発表できました。「愛媛大会を観戦する新日本プロレスファンの皆さん、この時だけは許してください」という気持ちです。