星輝: (東京ドームで)やってみたいという夢は、夢のままで終わってしまうのかな?」と思うこともあったんですけど、思い描いていた時期よりもメチャクチャ早い時期に、夢の東京ドームで(試合が)出来て、本当に感無量です。 オスプレイさんから継承させていただいたSSカッターや、得意としているブラジリアンキックなども出せました。
この日の会場に集まった新日ファンの皆さんにも、スターダムのプロレスを見ていただけたのではないかと思っています。また大きな舞台できるように、これからもスターダムの選手全員で頑張っていきたいと思います。
ーー岩谷選手は、昨年4月にマディソンスクエアガーデン(=MSG)の試合と今回の東京ドーム大会で、何か違った感触はありましたか?
岩谷:今回は、日本での大会だったので、「MSGの時よりも4倍くらい緊張したかな?」と思います。
海外では会場のお客さんが「ドカンドカン」と湧いている状況でしたが,日本のお客さんは『日本の女子プロレス、どうだろう?』って思っているだろうし…。
もし、自分が(新日本プロレスの)ファンだったら、「女子選手なんか、リングに上がって欲しくない!」って思うはずなので、女性としての「強さ」や、「カッコ良さ」を見せないといけないというプレッシャーや、緊張感はありました。
なので、試合前に入場曲が流れた時には、(星輝選手と)「2人なら大丈夫だよ」と、お互いに励まし合っていました。今日は緊張もありましたが、すごく楽しかったです(笑)