
昨年12.28両国国技館、遠藤哲哉&高鹿佑也組を下しKO-Dタッグ王座を戴冠した第85代王者のMAO&To-y。1.18品川、NωA Jr.の夢虹&須見和馬を下し初防衛に成功。3.20旗揚げ28周年記念大会「Judgement2025」でKO-Dタッグ王座を賭けアストロノーツ(阿部史典&野村卓矢)と対戦する。昨年9月8日愛知大会、当時DDT UNIVERSAL王者のMAOは阿部史典と対戦。居合いキックで倒しV11を達成したが、試合直後に飯野雄貴が”いつどこ挑戦権”を行使しMAOはDDT UNIVERSAL王者から陥落。いわくつきの相手だ。その阿部のパートナーは今年から“格闘探偵団”として行動を共にする野村卓矢。最大の危機を迎えたMAOに秘策はあるのか…
――3月20日DDT旗揚げ28周年記念大会で行われるKO-Dタッグ防衛戦の相手に阿部史典&野村卓矢(アストロノーツ)が決まりました。MAO選手は阿部選手と昨年9.8愛知のUNIVERSAL王座戦で激しい試合をされていましたね。
MAO:去年印象的だったのは町田光(キックボクシング元王者)と阿部史典の試合です。僕はリング上で色んな形でプロレスを表現しますけど、シンプルに「シバキ合いが好きなんだ」って実感したのが、この2人との試合。心から“殴り合えた”と感じました。

昨年末To-yとKO-Dタッグ王者になりました。その後、彼らがBASARAのIRON FIST TAG王者になったり、全日本プロレスのアジアタッグに挑戦したりと状況は把握しています。
だから、KO-Dタッグを狙ってくるのも時間の問題だろうなと予想していたので、意外という感じはなく、“来るべくして来たな”という気持ちです。しかもDDTの旗揚げ28周年記念大会での試合。尚更いいタイミングだとも思いましたね。