【全日本】アジアタッグ王者の安齊勇馬「2025年は“自分が楽しむ為にやりたいことをやる”」

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子供の頃のヒーローは兄、どこへでもついて行った

野村卓矢のPKは本当に膝まで痺れた、と話す安齊

――ところで子供の頃、取り組んでいた特別な運動はありますか?

安齊:特別なトレーニングはありませんが、なんでもかんでも4歳上の兄の真似をしていました。当時は兄がヒーローみたいな存在で、「ウルトラマン!仮面ライダー!お兄ちゃん!」みたいな(笑)。

兄がサッカーを始めたら僕もサッカー始めるみたいな感じで。僕が小学1年生の時に兄は5年生、もちろん同じ運動はできないけど、「ついていこう!」と同じようなことをしていましたね。

――お兄さんに引っ張られる形で運動能力も向上しましたか?

安齊:どうでしょう…元々、運動神経は良くないと思うんですよ。本当に体は大きかったけど、生まれ持った能力はそんなに高くないと認識しています。

子供の頃、野球やサッカー、空手を習っていました。その競技を通じて少しずつ身体の動かし方が分かるようになりました。高校でレスリングを始める時は、後転倒立もできなくて(苦笑)。そこから練習して出来るようになったので、決して運動能力は高くないです。

――日々の積み重ねですか?

安齊:そうですね。実は昨年9月、地元・群馬県太田市の尾島小学校で“体づくりに向けた実技教室”の講師を務めされていただきました。その時、子供たちに「自分がイメージできれば、絶対に身体は動く」と伝えました。

「自分の頭の中でイメージできない動きは絶対できない。だからいろんなことをイメージして、その通りに体を動かす練習をすれば運動神経が良くなるし、いろんな動きが出来るようになるよ」と。そのことは自分でもずっと意識してますね。

――新しい技を開発する時は、“まず頭の中でイメージして、それを形にする”ということでしょうか?

安齊:そうですね。まず頭の中でイメージして考えています。

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