ラミレス氏が監督を務めた「ジャパンブリーズ」がカリビアンシリーズ参戦 コーチの藪恵壹氏が「強く言いました」と語る選手たちの課題は?

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今月、ラテンアメリカで最も歴史と権威があるとされる野球の国際大会「カリビアンシリーズ」に日本選手たちが「ジャパンブリーズ」として初参戦した。

監督は前DeNA監督のアレックス・ラミレス氏、コーチには共にメジャー経験のある藪恵壹氏や高橋尚成氏らが務めた。

選手も昨季楽天でプレーした櫻井周斗投手や育成選手でDeNAを自主退団した渡辺明貴投手が参加し、野手でも元メジャーリーガーの川﨑宗則内野手が名を連ねるなど話題を呼んだ。

メキシコで行われた同大会では、日本・メキシコ・ベネズエラ・プエルトリコ・ドミニカ共和国の計5か国による総当たり戦で行われた。

ジャパンブリーズは現地時間2月1日から4日間を戦ったが、結果は4戦全敗でリーグ最下位に。

初戦のドミニカ共和国で1-12と大敗を喫し厳しいスタートを切ると、翌2戦目のプエルトリコ戦は善戦するも惜しくも2-3で連敗する展開に。

3戦目のメキシコ戦も2-7で敗れ、最終戦となったベネズエラは0-10で8回コールドとなり、4試合で合計32点を失った。

藪氏は田尾安志氏のYouTubeチャンネル「TAO CHANNEL」内で大会期間を振り返った。

2週間ほどしか教えられなかったことも踏まえながら、「レベルの差は感じた」とここでは語った。

選手は独立リーガーや元NPB選手などで構成されたが、「試合に入っていく準備、試合に入ってからの見方がまだまだ甘いかなと感じたことがあった」と強く言った部分だったという。

その一方で、「守備では(相手の選手が)緩慢に見えるんですけども、日本の選手は基本に忠実にやってくれたので、ちょっとは爪痕は残せたんじゃないかと思いますけどね」と収穫も述べた。

来年はベネズエラで開催予定で、日本に加えて韓国やイタリアのチームなども加わり計8チームで行われると藪氏は明かした。

初参戦を果たした日本は、来年次に掴むのは初勝利となる。

記事/まるスポ編集部

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