【DDT】1995年デビューの同期、4月引退の里村明衣子と無期限休業中の髙木三四郎が対決!?

2月3日新宿FACEで髙木三四郎デビュー30周年記念大会が開催。里村明衣子vsシン・髙木三四郎with 髙木三四郎が行われた。

”女子プロレス界の横綱”第66代KO-D無差別級王者・里村明衣子

4月29日後楽園で引退する里村は、2019年3月に竹下幸之介(現在KONOSUKE TAKESHITA)&彰人&飯野雄貴組からKO-D6人タッグ王座を奪取(パートナーはDASH・チサコ&橋本千紘)。同年8月には男色ディーノを破りKO-D無差別級王座を獲得、女性初のKO-D無差別級王者になった。

シン・広田さくら扮する”シン・髙木三四郎(左)”と無期限休業中の髙木三四郎(右)

一方、昨年7月21日両国国技館大会を最後にレスラー活動”無期限休業中”の髙木三四郎は“シン・髙木三四郎”と登場し、セコンドについた。

シン・髙木は里村のローキックの前に「うわぁーーー」と声をあげて悶絶。里村をセカンドロープに固定しボ・ラギノールで反撃するが、ラリアットを里村にいとも簡単に跳ね返される。しかし里村がセコンドの髙木に気を取られている隙にボ・ラギノールがクリティカルヒット。

里村は“ドラマティック・ドリーム号”に乗り髙木コンビに突進した

里村は場外で髙木三四郎の愛車「戦闘自転車“ドラマティック・ドリーム号”」を奪い、髙木とシン・髙木に躊躇せず突進。リング内に戻ると里村は髙木に側転式ニー・ドロップからスコーピオライジング、シン・髙木にはオーバーヘッドキックを放ち3カウントを奪取。引退を前に里村明衣子が勝利した。

シン・広田さくら(左)里村明衣子(中)髙木三四郎(右)

試合後、里村は「髙木さんに”同期”として呼んでいただいたので感謝を込めてリングに上がりました。まさか髙木さんとリングで戦えるとは思っていなかった」と参戦の経緯を明かした。

髙木は「里村さんは女性初のKO-D無差別級チャンピオン。DDTの歴史の中で欠かせない存在。東京ドームでの路上プロレスも都電プロレスもALL OUT(時代)の竹下とも戦ってもらった。本当にありがとうございました」と労いの言葉をかけた。

そしてシン・髙木こと“シン・広田さくら”は「私がコスプレしなければ、この対戦カードは有り得なかった。無期限休業中の髙木さんの代わりになり、里村さんから痛みと観客の熱気を受け、今日ほど“シン”で良かったと思った日はないです。レスラーの夢をも叶える最強のレスラーだと私は思ってます」と自画自賛したが、彼女の存在無くして実現することはなかった同期対決。

最後に「引退した後もよろしくお願いします」と差し出す里村の手を「もちろん色々とやりましょう」と髙木は両手で握り返した。

<インフォメーション>
髙木30周年プロジェクトとして「M&Aプロレス ~MatchMake & Agent~」始動!4月9日上野大会、6月25日新宿大会の開催が決定!4月9日上野で永田裕志&黒潮TOKYOジャパンvsバラモン兄弟の超異色カードが実現!詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。

記事/まるスポ編集部
写真/DDTプロレスリング

1 2

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

Share me!
  • URLをコピーしました!
目次