「1.26後楽園はDGC最後の前哨戦でしたが、負けてしまいました。“今は勢いがある”と自分では思っていたけど、ただ鼻が高くなっていただけ。高くなった僕の鼻は、今日の試合で攻撃を受けた腕と共にポキッと高鹿に折られました」とリングシューズの紐を解きながら淡々と答えた。
「だから、ありのままの今の自分でDGCに挑戦します。 もちろん、目指すのは優勝です。DGCで優勝してKO-D無差別級王座を獲る。そしてお客さんを笑顔にして幸せにする。それが目標です」と前哨戦で敗れたことで緩んだ気持ちを結び直したようだ。
2024年にケガから復帰、今年の目標を聞くと「DGCを卒業して次に進みたい。優勝すれば、みんなより一歩先を行ける。だから今回のリーグ戦にかけています。KO-D無差別級王座はDDTトップのベルト。簡単に挑戦できるベルトじゃない。そのベルトを獲るためも頑張るしかない」と大会へ向けて並々ならぬ思いを語ってくれた。
2.4新宿FACEの開幕戦でDAMNATION T.Aのイルシオンと対戦、2025年を決める大一番となりそうだ。
<インフォメーション>
2月4日(火) 東京・新宿FACEで「D GENERATIONS CUP2025」が開幕。若手8選手を2ブロックに分けてリーグ戦をおこない、2月23日(日)後楽園で優勝決定戦。優勝者にはKO-D無差別級挑戦権が与えられます。詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。
中村圭吾 X
取材/大楽聡詞 記事/#ミライ
写真/DDTプロレスリング