23日「Sareee-ISM ChapterⅥ」が新宿FACEで行われた。10分一本勝負の試合はビクトリア弓月(マリーゴールド)が叶ミク(T-HEARTS)から9分59秒、残り時間1秒で勝利した。
当初、豊田真奈美さんの姪っ子である“しゃあ(T-HEARTS)”と対戦予定だったビクトリア弓月は、LLPW-Xに続き他団体への出場が2度目。
一方、叶はアクトレスリングで2022年に“透明度149%国民的妹”「かなみっく」の名でアクトレスガールズデビュー。昨年9月のSareee-ISM Chapter5でプロレスデビューを飾った。
現在スーパーフライ級王者でもある弓月がベルトを巻いて入場。試合はお互いの力を試すようにロックアップからスタート。キャリア2年目の弓月が叶のドロップキックを正面から受け止め、同じドロップキックでやり返す。
デビューしたばかりで叶の技数は少ないものの、その一つ一つがキャリア1年目とは思えない威力で弓月に襲いかかる。叶がトップロープに上ると弓月がセカンドロープに足を掛け「(叶を)投げるぞ!」とアピールするが、叶は弓月を張り手で倒しミサイルキックからダイビングセントーンで追い詰める。
弓月は払い腰を連発、だが叶が一瞬の隙をついて丸め込む。すると弓月も返すがカウント2。「時間切れ引き分けか…」と誰もが思ったその時、弓月が叶の背後を取りクロスアーム・スープレックス。9分59秒、残り時間1秒で弓月が勝利した。
試合後、弓月は「Sareee-ISMに出たかったんです。だからスーパーフライ級ベルトを獲得した時に参戦させていただいて本当に嬉しいです。対戦相手がしゃあさんから叶ミクさんに変更になりました。叶ミク、なかなかやるな。ここまでしぶとくついてくるなんて…またやりたい。機会があったら、また戦いましょう。そしてSareeeさん、スーパーフライのベルトを獲りました。もう一度、進化したビクトリア弓月でシングルがしたいです。希望が叶うなら、あなたはブチのめします!」とSareeeに再戦をアピールした。
<インフォメーション>
3月10日(月)新宿FACEで「Sareee-ISM ChapterⅦ」が開催。詳細はSareee-ISM officialのXでご確認ください。
◆Sareee X
◇Sareee-ISM official X
マリーゴールドは1月25日に横浜ラジアントホール、26日に新木場1stRINGにて「MARIGOLD New Years Golden Garden2025」が開催。 新木場大会では今回決裂したボジラvsタンクのシングルマッチが決定。
詳細はマリーゴールド公式ウェブサイトをご確認ください。また試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。
記事/まるスポ編集部
写真/マリーゴールド