【マリーゴールド】デビュー16日目の高校生レスラー山岡聖怜、”人間国宝”高橋奈七永とツインスター戴冠!「聖怜がいるマリーゴールド、注目しないでどうすんの!?」

1月19日後楽園ホールにて「MARIGOLD New Years Golden Garden2025」が開催。この日のメインイベントは〈王者〉ボジラ&タンク vs 〈挑戦者〉高橋奈七永&山岡聖怜のツインスター選手権試合。

1.3大田区大会にて、ボジラ&タンクは前王者である野崎渚&CHIAKIに勝利し、第3代ツインスター王座を戴冠。ボジラは身長181cm体重91kg、タンクは身長180cm体重96kgと卓越したフィジカルを持つ。

一方、挑戦者組の山岡は1.3大田区大会でデビューしたばかりの現役高校生。アマチュアレスリングのバックグラウンドを持ち、小学生時代は男子の試合で入賞した経験があるほど負けず嫌いな性格の持ち主。華やかなルックスと確かな実力でデビュー前から注目を集めていた。

山岡とタッグを組むのは “プロレス界の人間国宝” 高橋奈七永。キャリア28年の奈七永は今年5月に引退を宣言。「プロレスラーたるもの強くあれ」と常に鍛え続けてきた奈七永が、引退前にパートナーに指名したのが山岡だ。

両タッグがリングに上がると、ボジラが奈七永に奇襲をかけて試合開始。場外で奈七永と山岡は王者組のパワーに押されて気味。ボジラはコーナーから飛び降りて山岡にリバーススプラッシュ。腕固めに入り、全体重をかけて肩を抑えつける。なんとか逃れた山岡はタンクを丸め返して逆襲。アマレス仕込みのヒールホールドで追い込む。

奈七永はコーナーに上るが、マネージャー「メガトン」に足を引っ張られ、ボジラから雪崩式ブレーンバスターを喰らう。しかしボジラがコーナーに上ると、今度は山岡が走り込んでボジラの足を掴む。奈七永の雪崩式ブレーンバスターをアシストした。

山岡はスピアーでタンクを薙ぎ倒すが、左肩を痛めた様子。しかし奈七永がコーナーから冷蔵庫爆弾を落とした勢いに背中を押されてか、力を振り絞ってタンクにジャーマンスープレックス。3カウントをとり、見事ツインスターベルトを奪取した。

試合後、ボジラはタンクに殴りかかり決裂。圧倒的な体格とパワーを誇る2人だったが、奈七永&山岡のチームプレーが上回った。

バックステージで山岡は「奈七永さんがこういう機会を設けてくれなかったら、私に機会はまったくなかったと思うので、本当に感謝しています」とコメント。

対して奈七永は「これは2人で掴んだ勝利だから。お互い導かれてマリーゴールドで出会って。(山岡は)デビューして5戦目ですけど、関係ないよね!年齢もただの数字。どんどん突き進んでいけたら嬉しいです。あんなにやられてもしっかり受けて、気持ちが折れなかった。聖怜のパッションをめちゃくちゃ感じました!こんな山岡聖怜がいるマリーゴールド、皆さん注目しないでどうすんの!?未来は明るいよ!?パッショーン!」と、山岡のガッツに大絶賛。

奈七永はSNSでも「聖怜のデビューまで、期待に応えなきゃ、と必死に頑張って、悩んでて、、そんな聖怜と沢山話して、しっかり課題を持って練習してきました。よく頑張ってきたね。

まだまだこれから茨の道かもしれないけれど、プロレスはしっかり取り組めばプロレスの神様がついて味方してくれる。どんどん勢いを増していこうね!」とエールを送った。

ツインスター王座は初代ミライサク(MIRAI&桜井麻衣)が最長防衛記録(4回)を誇る。奈七永は引退後までベルトを巻き続ける勢いだ。2025年、奈七永と山岡のツインスター快進撃が始まろうとしている。

<インフォメーション>
1月25日は横浜ラジアンとホールにて、26日は新木場1stRINGにて「MARIGOLD New Years Golden Garden2025」が開催。 新木場大会では今回決裂したボジラ vs タンクのシングルマッチが実施。

対戦カード等の詳細はマリーゴールド公式ウェブサイトをご確認ください。また試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。

記事/まるスポ編集部
写真提供/マリーゴールド

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