【マリーゴールド】田中きずなを煽り過ぎてSNS凍結の橘渚「運がいいんだか悪いんだか…」

12月26日後楽園ホールにて、「Winter Wonderful Fight 2024」が開催。この日は1.3大田区大会直前の各タイトルの前哨戦や新人の咲村良子と橘渚のデビュー戦など年末にふさわしい大会となった。

橘渚は2000年7月8日生まれの24歳。グラビアアイドルとして活動、今年5月20日の団体旗揚げ戦で練習生としてお披露目され、11月6日にプロテスト合格した。バスケットボールのスポーツ歴はあるものの、プロレスは未経験。厳しい練習を経てデビューを勝ち取った。

12月13日新宿FACE、デビュー日が決まった橘は腰を痛めた田中を “勝てそうな相手” とデビュー戦の対戦相手に指名。その後も田中をXで煽り続けたが、デビュー戦当日にアカウントが凍結されてしまう。異例の事態にざわつく中での試合開催となった。

「お願いします!」と手を差し出す橘。田中が笑顔で握手を返すと、橘はその手を払い除け不穏なムードに。序盤は橘ときずなの力比べ。橘は勢いよく田中にエルボーを連打するが、キャリア2年目の田中のパワーが上回る。

橘はラ・マヒストラルやドロップキックでフォールの体勢に何度も入るが、田中は3カウントを許さない。最後は田中の必殺技Re:Dreamが決まり3カウント。試合前に田中を煽り続けた橘だが、キャリアの差がリング上で浮き彫りになったデビュー戦だった。

バックステージで田中は「私は渚ちゃんのデビュー戦を受けたいって気持ちが強かったので、腰のことなど関係なく、受けさせていただきました。渚ちゃんも怪我が多かったり、悔しい思いしてきたと思うんですけど、渚ちゃんの強気な性格と、沢山の自信があることはすごく素敵なことだと思うので、どんどん上を目指していってほしいなって思ってます。でも私はそこに並んでるつもりはないので、今自分のやるべきことを考えて、上を目指していこうと思っています」とデビューした橘渚を評価した。

橘は「”勝てる相手を選ぶ” と田中きずな選手に指名したのに、いざリングに立って相手を目の前にしたら全然何もできなくて。負けてしまったのは悔しいですけど、今自分に出せる力を精一杯出したんじゃないかなと思います。Xであれだけ煽っておいて、こんな負け方をして、しかもXもデビュー戦当日に凍結になってしまって。運がいいんだか悪いんだかわからないですけども、自分なりに頑張ったと思うので、次は絶対に負けないようにもっと練習して強くなります」と最善を尽くし敗れた自分を受け入れ、前を向いた。

12.31新宿FACE「マリーゴールド・カウントダウンLIVE2024」で、この日デビューした橘と咲村良子、そして南小桃・勇気みなみ・山田奈保の5名による新人王決定トーナメントが開催される。公式X凍結後に作成されたサブアカウントでは「絶対に勝利を手にするんだ」と強い意志を見せる橘渚。

1月3日には全国選抜フリースタイル54kg級2位の山岡聖怜もデビュー。競争が激しくなるマリーゴールドで橘渚は頭ひとつ抜け出すことができるのか。

<インフォメーション>
12月31日は新宿FACEにて「マリーゴールド・カウントダウンLIVE2024」が開催。 橘は南小桃・勇気みなみ・山田奈保・咲村良子とともに新人王トーナメントに参戦。詳細はマリーゴールド公式ウェブサイトをご確認ください。また試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。

記事/まるスポ編集部
写真提供/マリーゴールド

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