――アクトレスガールズの時、桜井選手のデビュー戦の相手は青野選手でした。そして桜井選手はスターダムに移籍し、青野選手は団体に残りました。スターダムでの桜井選手の活躍を青野選手は素直に悔しいと口にしました。
青野:たしかに悔しかった。誤解してほしくないのは桜井が去った時、前の団体に私が残ったことを後悔していません。
ただ“悔しさ”があったからマリーゴールドでUN王座も獲得することができた。私には私なりの正義があります。桜井にも桜井なりの正義があるはず。
だから今、私は桜井と戦うことに意味があると思っているし、「マリーゴールドに来たことが間違いじゃない」と証明するためにも1.3大田区で桜井に負けるわけにはいかないです。
マリーゴールドで再会できたのも運命だと思うし、心底負けたくない相手に出会えたことも嬉しい。桜井には自信を持って挑戦してきてほしいし、勘違いされている部分を含めリング上で伝えたいと思います。
――2025年はどんな1年にしていきたいですか?
青野:今年1年間、 ずっと突っ走ってきました。でもレスラーとしてもっと大きくなりたいし輝きたい。そのためにも真紅ベルト“ワールド王座”を獲得したい。それにもっともっと「マリーゴールド」を世間に広めたいです。
今年はマリーゴールドでUN王座を獲ることができました。でもやりたいことがまだまだあります。ワールド王座を獲得すれば夢も広がるし叶えられるはず。
嬉しいことも多かったけど悔しいことの方が多かったので。だから2025年は後悔することがないように一つずつ形にして達成したい。
そのためにも1.3大田区は桜井麻衣に負けるわけには行きません。私がUN王座を防衛する姿を会場で観ていただきたいと思います。
<インフォメーション>
1月3日、東京・大田区総合体育館で「MARIGOLD FIRST DREAM2025〜初夢〜」が開催。青野未来vs桜井麻衣のユナイテッド・ナショナル(UN王座)選手権試合が行われます。詳細はマリーゴールドWEBサイトをご覧ください。
◇青野未来 X
取材・文/大楽聡詞
写真/マリーゴールド