――それはどうことでしょうか?
青野:常にお客さんに査定されている感じです。私たちのことを知らない人が多く「多分、プロレスをできないだろう」と思っていた人も多かったと思います。
だから旗揚げ戦で、その予想を超えられたのは嬉しかったし、ファンの方の反応は有り難いことでもあるんですけど、人はすぐに慣れてしまう。
「青野、そんなもんか」と思われるのも早いので、「常に進化して新しい姿を見せていきたい」とずっと考えていましたね。
あと「久しぶりのプロレスのリングで私は戦っていけるのだろうか」と不安もありました。ただ両国大会前、UN王座を獲るまでMIRAI選手と15分ドロー、5分延長を戦い、3回引き分けました。その戦いを通して体も心も鍛えられた感じですね。あの戦いが自分の自信に繋がりました。
――ジュリア選手が退団した後、すぐにシングルリーグ戦「DREAM☆STAR GP2024」がスタートしました。
青野:リーグ戦が決まった時、シングルで戦ったことのない選手や、まだタッグでも対戦したことのない選手がいました。ですから刺激的でしたね。
DREAM☆STAR GP2024はSareee選手やボジラ、高橋奈七永さんらと同じブロックで「チャンスだ」と食らいついていきました。