――世界ジュニア王座を賭けて、2023年の雪辱を果たしたわけですね。
田村:僕個人としては、世界ジュニアヘビー級王座の防衛戦も良い経験だったし、3月には佐藤光留さんと組んでアジアタッグも獲りました。最強タッグリーグ戦や王道トーナメントにも出場して激動の1年でしたね。
全日本プロレス団体にも様々な問題がありましたが、選手とスタッフが一丸で「全日本プロレス盛り上げていくぞ!」という気持ちにもなりました。
その結果、今たくさんの人たちが全日本プロレスの興行に足を運んでくれる。すごくありがたいことです。
【全日本プロレス 田村男児】岩本煌史さんとの戦いを避けるわけにはいかない。王者として壁を越えていか…
「Jr. BATTLE OF GLORY 2023」で初優勝。大晦日、流出していた世界ジュニア王座をエル・リンダマンから奪回した田村男児。新年早々、1.2後楽園でEvolutionの同門・佐藤…
――田村選手は「プロレスは明るく楽しいだけではなくて、”激しく厳しい”」という一面を見せてくれました。
田村:みんながネタというか、笑いに走っている中、1人か2人ぐらいはそういう選手がいないと締まらない。僕には役割があるので、僕のやり方でプロレスを表現しています。
――2025年はどういった形でご自身のプロレスを表現していきますか?
田村:”田村男児”というキャラクターをいかに来年に向けてやっていくか、何を伝えていくかだと思います。激しく厳しくやっていくことは変わらないですけど、今以上に僕は僕でバチバチのプロレスをリング上で見せて行きたいですね。