――MUSASHI選手は7月20日に全日本プロレス所属となり、8月3日”ミスター斉藤”土井成樹(フリーランス)が持つ、世界ジュニアヘビー級王座へ自身2度目の挑戦をしました。 入団前と後では立場が変わりましたが、気持ちの変化はありましたか?
MUSASHI:入団して1発目の試合でしたし、世界ジュニアヘビー級王座は全日本プロレスのベルト。外敵の土井選手から、「世界ジュニア王座を全日本に取り戻さなきゃ」っていう責任感はありましたね。
――今年8月のインタビューで「今の全日本プロレスは若手選手(新時代)が中心。宮原健斗選手や芦野祥太郎選手、そして自分は30代。新時代の高い壁になりたい。」と。あれから新時代との戦いはいかがですか?
MUSASHI:年齢やキャリアは関係ないなって感じます。実力もそうですし。若い選手ってよく勢いがあるとか言われますけど、プロレスは勢いだけじゃダメだなって戦いながら感じています。一方で若い選手から刺激をもらうことも多い。
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――世界最強タッグはヘビー級の選手が多い中、ファンからするとジュニアの選手が出ることは意外だったと思います。ご自身としてはどう捉えてますか?
MUSASHI:自分も世界最強タッグに出場できると思わなかった。何も聞いてなかったので後楽園ホールで出場選手を発表された時に「まさか!」ってびっくりしました。サプライズですよ(笑)。
自分は全日本に参戦する時に、「自分よりデッカい人間を倒したい」と思っていたので、その人間を倒すには世界最強タッグは絶好のチャンス。でも1勝4敗1分(勝ち点3)、結果だけ見ると悔しいし、世界最強タッグはそんなに甘くないと痛感してます。